3つの告知③-「フクシマ」へ門を開く――福島第一原発観光地化計画展 2013

こんばんは、藤城嘘です。
今好評開催中の展示についての告知です、いよいよこの展示が今年のラスト展示&制作となりそうです、どうぞ宜しくお願いします。
株式会社ゲンロンさんが主催のイベントに、カオス*ラウンジが参加、今年の芸術係数企画藤城嘘個展「キャラクトロニカ」でも公開された、僕のP150号の太陽の絵も展示されています。



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「フクシマ」へ門を開く――福島第一原発観光地化計画展 2013


【展示概要】
2012年に思想家東浩紀が立ち上げた「福島第一原発観光地化計画」。事故後25年の2036年を目途に、Jヴィレッジを大胆に再開発、福島第一原発事故跡地に観光客を動員しようという計画だ。本計画は、社会運動としての側面とともに、既存の「ポスト311建築」「ポスト311アート」への異議申し立てという側面をもっている。311後、建築家/美術家は「被災者に寄り添う」だけで本当にいいのか?

本展では、書籍成立に関わった作品群を、制作過程の記録とともに展示。藤村龍至による「ふくしまゲートヴィレッジ」模型、梅沢和木による「ツナミの塔」スケッチ案、新津保建秀によるチェルノブイリ写真などを呈示する。同時に第二会場では、震災後の梅沢のすべての活動の出発点となった大作絵画「うたわれてきてしまったもの」(1939mm × 4850mm)を「被作品化同意者限定で」特別公開する。

第二会場は参加型インスタレーション。会場の様子は監視カメラでネット中継され、来場者は震災の経験に巻き込まれることになる。中継映像はのち梅沢作品の素材として使われる可能性があり、第二会場への立入は「被作品化」への同意を必要とする。それはまさに、監視カメラに囲まれた原発事故現場への立入のアレゴリーでもあるだろう。

☆ 展覧会に関する最新情報はこちらで随時更新中!


【会期】
2013年12月24〜12月29日 ※急遽会期が一日延長されたようです。詳しい動向はゲンロンさんの情報を参照ください。

28日 13:00-18:00(入場は17:30まで)、19:00より別イベントあり


【入場料】
前売券 初回入場時1ドリンク付(会期中何度でも再入場可、開場時間注意) \1,200


【出品作家】
梅沢和木 黒瀬陽平 小嶋裕一 新津保建秀 藤城噓 藤村龍至 ほか
【キュレーション】
上田洋子
【監修】
東浩紀
【協力】
カオス*ラウンジ 加治屋弘樹 羽立孝


チケットのご予約・詳細は以下よりご確認ください。
http://peatix.com/event/25973



なお、明日12月28日はカオス*ラウンジ黒瀬陽平トークイベントもありマス、新著「情報社会の情念」について東浩紀氏とのトークとなるようです。
こちらもぜひ!!!↓↓

黒瀬陽平×東浩紀 「偶然を必然に変える力――『情報時代の情念』刊行記念! 年内最終イベント! そしてフクイチ展覧会クロージング!」
http://peatix.com/event/24977