pixiv絵描きさんレビューを始めたいと思います。

私の幼稚園や小学生の頃の夢は探検家や発明家でした。とはいえ私は病弱で、いつも図鑑を読み漁り、漫画を見てアニメを見て、何かを工作していました。
思い返してみると昔から私は「今まで見たこともないもの」を追い求めていて、それは今もまだ同じことなのです。
可愛いもの・混沌としたもの・自然現象・人工建造物・素材・電子音etc.
欲張りで偏ったものや組み合わせが趣味である私にとって、未だに感覚にビリビリとくるイメージとの出会いは少なく(それはきっと誰もがそうなのだと思うけど)私は常に色々なビジュアルを求めています。
その情報源の主がpixivやtumblrといった場であるのでイメージを扱う者としてはにわか的であるかもしれません。
ですがそれでも私は情報過多に、より多くのイメージの吸収を心がけています。
それと同時に、イメージの模倣・リミックスを頭の中で繰り返しながら自分が見た事のないものを自分で作り出せないかと模索もしています。


しかし、私はとても固い頭の持ち主でした。私の中どんどんとイメージが集まるにつれ、その愛が「見ているだけでは収まりきらな」くなるのです。
たとえ野暮だとしても、私は文章という形に残すことで、より深くそのイメージに近づくことができると考えています。
「誰より」という断言ができるほど私のアンテナがまだ整いきっていない自覚がありません。限定された視点の偏った主観であるとは思います。
ですが、文章に蓄積していくことでだんだんと私の中のピースが集まっていくと考え、むしろ気持ちが悪いくらい主観であるが故に何かが生まれるのだと信じて、
私が尊敬しきりの絵描きさんを私なりの言葉で紹介し記録していきたいと思っています。


なぜpixivなのかという点ですが、それはpixivが今最も敏感に作用するイラストSNSだからです。
流行を生み出しながらも、一方でアングラやマイナーな化学反応も起き続けるpixiv。そこは今を生きる若いエネルギーに溢れた場でもあります。
閲覧専門者を含めて52万人以上の登録者を誇るこのpixivという場のどこかに、
時代を的確に追った、もしくは新しい表現のヒントになるものが溢れていると思っています。


世間の考えや流行から切り離され、擦り切れ、塵のような節操のない記録の地「ダストポップ」で、
私ががむしゃらに書いていく文章を、誰かが少しでも読んでくれればなと思います。





長ったらしく説明しましたがつまりは私が好きな人を好きなだけ好き放題書くというチラシの裏を始めようと思ってます。どうも。