芸術係数特別講義:藤城噓「ダストポップ−キャラクターを描くということ」開催

みなさんこんばんは、藤城です。2013年も気づけば2月、まだまだ寒い日が続きますね。


さてさて、そんな寒い中ではありますが、今月の23日に「芸術係数」さんの企画でトークをさせていただくことになりました。
普段美術を中心とした勉強会や読書会を企画されている芸術係数さんの特別講義ということで、昨年末の梅沢和木氏の講義に続き第二弾、わたくし藤城嘘が経歴や作品、美術について考えていることをお話させていただく予定となっております!

思えばこのブログの荒涼たる様を見れば分かるように、私の情報・作品は(展示こそ数重ねれど)なかなか一望はできず、web上ですら見渡せる場がなかった…!w;繰り返される「webサイト作る作る」発言は未だ達成されず(いや、作りますよ!活動が見られるサイト!作ります!)、「藤城嘘って結局なに作ってる人だっけ」という謎人物になってきていることは自覚している次第であります……。

つまり、兎にも角にも、今回の講義は私の今までの作品を自身で解説しながら丁寧に振り返るという貴重な機会になります!もちろん、今後の展望になりうる、大きな「美術」あるいは「絵画」の話も辻さんと共にたっぷりできればいいなと考えております。美術・絵画のいま、そして可能性や展望について、この機会に皆さんと考えていきたいです。

そして実はですね、この夏に私の個展も企画させていただいていまして、その大事なステップにもなるイベントです。私の作品に前から興味があるけどほとんど見かけない!という方も、来たる夏の展示の予習としても、いったいぜんたい藤城嘘とは誰なんだ?という方も、あるいは「カオス*ラウンジ」「ポストポッパーズ」って?という方も、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか…!

頑張って準備しているので、ぜひ2月23日はこちらのイベントへ。よろしくお願いします〜。

芸術係数特別講義:藤城噓「ダストポップ−キャラクターを描くということ」



"芸術係数では、1960年代以降に書かれ、まだ日本語訳が出版されていない美術に関する論考を中心に取り上げる読書会を通じ、戦後のアートを巡るグローバルな言説風景を描く取り組みを続けています。
この特別講義では、読書会を補完するため、現在日本国内で注目すべき活動を行っている人々を講師に招き、日本のアートが描くべき未来の言説風景を探って行きたいと思います。
今回の講師、藤城噓氏は2008年にポストポッパーズを結成しアーティストとしての活動を始め、続く2009年にはカオス*ラウンジを結成。それ以降アーティストとして作品制作/発表活動を行いつつ、自らを含めたネット絵師を始めとする若いアーティストたちを集めて展覧会を数多く開催してきました。彼のこの活動は、主にインターネットの中で活動する絵師たちが、美術の制度の中、ギャラリー空間に進出するためのきっかけを提供することになります。 現在では当たり前のこととして認知されるこうした動向も、つい数年前までは異例な事態であったことを考えると、藤城氏の功績は極めて大きなものであったと言えるでしょう。
今回の講義では彼のこうした活動に彼自身の言葉によって改めて光を当てると共に、「ダストポップ−キャラクターを描くということ」と題し、藤城氏の絵画に対する思考を「ダストポップ」をキーワードに伺います。"


芸術係数特別講義:藤城噓「ダストポップ−キャラクターを描くということ」
日時:2013年2月23日(土) 18:30開場 19:00開演(21:00終了予定)
講 師:藤城噓
進 行:辻憲行
参加費:前売り1,800円/当日 2,000円(ワンドリンク付き) お申し込みはこちら

トーク終了後講師を交えて交流会を予定しております。お気軽にご参加ください:参加費 500円(ドリンク代別)
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
住 所:〒135-0042 江東区木場3-18-17 1F
アクセス:
東京メトロ東西線 木場駅3番出口から徒歩7分
東京メトロ東西線都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分
東京都現代美術館から東西線木場駅方面へ徒歩10分


予約は、こちらから!


ではまた。